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東野圭吾の大ベストセラー「さまよう刃」父親の復讐は“正義”か“悪”か―

東野圭吾 最大の問題作を映画化!

父親は、一人娘を殺された被害者となり、そして犯罪者となった――

ミステリー小説の巨匠・東野圭吾さんによる150万部突破の大ベストセラー作品「さまよう刃」。
普段本をあまり読まない私ですが、発売当時、読書家の母が買ってきた事がきっかけで、この本を一気読みしました!
母はこの本をどのような気持ちで読んだのだろう…
読み終わったあと、真っ先に思った事でした。
後味が何とも悪く、かつ強烈なストーリーで、物凄く引きつけられた衝撃作でした。

そんな「さまよう刃」という作品ですが、日本では寺尾聰さん主演で映画化となり話題になりました。

<あらすじ>
町内の廃墟と化した銭湯で、冷たくなった姿で発見された女子中学生スジン。
父親のサンヒョンは妻を亡くしてから男でひとつでスジンを育ててきた。
一人娘の死を目の前にし、喪失感でただただ茫然とする。
そんなある日、サンヒョンに犯人の状況が書かれた匿名のメールが届く。
そこに書かれていた住所を訪ねると、少年たちに暴行され死にゆく娘
スジンの動画を見て笑うチョルヨンを目撃する…

韓国でも映画化し、観客動員数100万人記録と話題に!

復讐をテーマにした数多くの傑作を送り出してきた韓国映画界ですが、
そうした作品の系譜に連なりながらも、原作をより深く掘り下げることで、
単なる復讐劇に留まらない重厚な人間ドラマとして、観る者を揺さぶります!

韓国版のキャストは、
主演には“千の顔を持つ”とも評されるチョン・ジェヨンさん。
作品ごとに強烈な存在感を醸し出すイ・ソンミンさん。
韓国を代表する俳優2人が、絶え間ない葛藤とジレンマを経験する
キャラクターを見事に演じています。

「自分の子供が殺されたら、あなたは復讐しますか?」

「少年法」への問題提議としても、こういった社会派ドラマが世に浸透し、
法律が改正されるのを願いたいです。

父親の復讐は“正義”か“悪”か―、前者であると私は思いたいです。

 

お化けや怪物よりもやっぱり人間が一番怖い…

そんな復讐劇はこちら↓↓

https://imgrbn.videx.jp/pict/product/0904/cmyc0904_0001/ps_cmyc0904_0001_01.jpg

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