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ジャパニーズロリータ★エロスの世界を覗いてみる・・・。

なかなか知られていないかもしれない・・・。でも、放っておけない映画。個人的に、そう思っている映画の中から、今日は、『少女~an adolescent』をご紹介します。

 

中年男と少女の純愛を描いた連城三紀彦原作の短編小説を映画化。俳優・奥田瑛二が尊敬する故・神代辰巳監督と共に映画化を切望していた作品で、奥田監督のデビュー作です。

「少女~an adolescent」
瓦屋根の古い家屋が建ち並ぶ瀬戸の町の警官。たいした事件も起きない、のどかな町での彼の仕事といえば、会報『交番からの便り』を作ることくらい。当然、それだけでは満足できるわけがなく・・・、密かにモラルに欠ける行為を楽しんでいます。拳銃をぶっ放して遊び、淋しい主婦の身体を頂戴したりと、聖職者とは思えないモラルのなさ。そんなある日、夜勤明けに喫茶店で居眠りしていた彼に、白い肌と美しい眉を持つ少女が声をかけてきました。

「ネェ、おじさん SEXしない?」

そこから、中年警官と15歳の少女の純愛が始まります。私の中では、ジャパニーズロリータです!

「少女~an adolescent」場面写真

社会から、はみでてしまった人々の宴。タブーに切り込み、描写も過激で、アヴァンギャルドすぎます。だから、なかなか共感しにくくかったりもしますが、人間の表面ではなく、奥底を描いているから、目が離せない。それが、奥田ワールド!奥田監督の映画愛を感じるのでした。

 

 

独創的な奥田ワールドを楽しめる映画!まだまだあります!

奥田監督の映画は、心のよりどころを失った人が登場します。癒えることのない罪や傷。でも、ほんの少しばかり兆しのようなものも感じられて、閉塞した毎日を打ち破れるような気持にもなるのでした。

るにん長い散歩風の外側今日子と修一の場合

 

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