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12月1日の世界エイズデーに観たい!映画「私を抱いてそしてキスして」。

世界エイズデー(World AIDS Day)は、世界レベルでのエイズのまん延防止 と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を目的に、WHO(世界保健機関)が1988年に制定。毎年12月1日を中心に、 世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。 この時期になると、私の頭をよぎる映画は、『私を抱いてそしてキスして』(1992年)です。 家田荘子の大宅賞受賞ノンフィクション「私を抱いてそしてキスして」が原作。 日本映画で初めてエイズ問題を正面から描いた作品で、日本映画として初めて厚生省(当時)の推薦を受けています。

 

(C)東映

エイズをテーマにした、シリアスなストーリー!!

旅行代理店に勤務する会田圭子。前の恋人から血液検査で陽性だったという電話を受け、 検査に行くと、自分もエイズに感染していることを知り、ショックを受ける。そんな時に 出会った高野晶と、自分がエイズであることを告げられないまま肉体関係を結んでしまう…。 恋人が感染者であることを知った晶は彼女のもとを去り、残された圭子は自分が妊娠していることに気づく…。

 

南野陽子(みなみのようこ)がHIVに感染したヒロイン!!

みんなのアイドル♥ナンノちゃん!!!!! 社会の偏見と闘いながら生きていく、孤独な女性を体当りで熱演しています!この年は、渾身の演技が評され、第16回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞を受賞しています。大胆なセクシーシーンに、ちょっとドキドキ・・・wキュートで、永遠の憧れのアイドルです♥♥♥

 

勉強にもなるのです!!

時は、バブル時代。女性の眉が太い!!服装もバブリー!!きっと、当時は、今よりエイズの理解も浅く、偏見たっぷりの時代・・・。自分がエイズだったら、どうする?恋人がエイズだったら、どうする?一緒に死のうと言える?一緒に生きようと言える?そんなことを感情的に考えて、ちょっとセンチメンタル・・・。同時に、エイズの解説など、教育的な要素が若干含まれているので、勉強にもなるのでした。20年近く前の映画なのですが、今観ても、説得力があります!!

 

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