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日本と韓国版のロミジュリ!?若き青春を取り戻せ!

夏休みに観たい映画をあげるなら・・わたしはチルソクの夏をオススメします☆★

チルソクの夏!を一言で説明するなら・・日本と韓国版のロミオとジュリエットと言えるでしょう!

1977年(昭和52年)の山口県下関市と韓国・釜山が舞台の青春映画。かつて、日本と韓国の心理的・政治的距離が遠かった時代、この2つの国を結ぶものの一つとして、姉妹都市である下関と釜山とが年1回夏に開いていた「関釜陸上競技大会」があった。この競技大会に参加した下関の4人の女子高校生の一年を、その一人に芽生えた淡い恋を軸に描いている。

なお、チルソクとは韓国語で七夕という意味であり、次に逢うまでは1年を待たなくてはならない、日韓の海峡を越えた恋をなぞらえているそうです。

部活動4人娘焼けた小麦肌先輩に恋い焦がれたり他校の男子を好きになったり海辺の街田舎の風景、あー忘れかけていた青春時代が蘇ってきます。
今思うと、あの頃なんであんなにがむしゃらに頑張れたのだろう、腹を抱えながら友達と笑い合った日々、この映画を観ると青春時代に一瞬でもいいから戻りたいという思いが芽生えてきちゃいます。

又、韓国と日本の交流も今のようになかった時代の恋愛の裏には、彼等にはすべてまでを理解できないような戦争が絡む過去のヘビーな問題があり・・・高校生活をなぞるだけでなく、韓国と日本が抱える問題も描かれています。
二人の思う気持ちだけではどうしようもできない現実・・・本当の彦星と織り姫この画像から見てもロミオとジュリエットのようです!

 

またこの映画を製作するにあたっての監督のエピソードをご紹介します。

少しネタばれしてしまいますが鑑賞する際のご参考にして頂きたいです◎

☆☆☆エピソード1「実話!?」☆☆☆
この映画で重要な意味を持つ「関釜陸上競技大会」「韓国人男子高校生との出会い」「文通」1年後の出会い」「父親の反応」などは、佐々部清監督の妹における実話である。ただし、映画のようなラブストーリーや再会があったのかどうかは不詳だそうです。

☆☆☆エピソード2「無名の女優を起用」☆☆☆
佐々部監督は、この映画を成り立たせるためには陸上のシーンが重要であると考え、映画の中心となる4人の女子高校生役を演じる女優を選んだという。運動能力に目をつぶり、興行的に有利になるように名の売れている女優を選ぶのではなく、その時点では無名ながらも運動能力に優れた4人の女優を選んだそうです。
例えば、真理役を演じた上野樹里は、後にNHK朝の連続テレビ小説「てるてる家族」(秋子役)、映画「スウィングガールズ」(友子役・主演)、フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ「のだめカンタービレ」(野田恵役・主演)に出演して脚光を浴びるが、「チルソクの夏」の撮影当時はほぼ無名だった。

☆☆☆エピソード3☆☆☆
また、撮影に入る前に陸上の練習を含む2週間の合宿を行ったが、映画の中で美しい背面跳びを見せた郁子役の水谷妃里は、子役としての芸能活動のかたわら、中学校で陸上競技の選手として活躍していたこともあり、この映画の練習の成果により、実際に165cmを飛んだそうです。

実話だったとは知らず・・また陸上に真摯に取り組んでいた女子高生4人はリアルなまま描かれているそうです。
これから夏期休暇に入る方、忙しい日々を過ごしている方、チルソクの夏で是非一息つき、若かった青春時代を思い出してみてください☆★

そして韓国、KPOP好きな方、私の方でKPOPヤローというtwitterを始めてみました。KPOP情報、韓国・台湾の映画、ドラマについて呟いていこうと思っています~よかったら覗いてみてください\(^^)/♪♪

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(C)2003『チルソクの夏』製作委員会

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