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全裸で、雪のヘルシンキを駆け抜ける謎の男。その正体は…?

全裸で、雪のヘルシンキを駆け抜ける謎の男を発見!

ヘルシンキ在住・26歳のペトリは、彼女にフラれたことをきっかけに、モノで溢れ返った自分の部屋にウンザリする。ここには自分の幸せがないと感じたペトリは、 自分の持ちモノ全てをリセットする”実験”を決意。ルールは4つ。
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ルール① 持ちモノ全てを倉庫に預ける
ルール② 1日に1個だけ持って来る
ルール③ 1年間、続ける
ルール④ 1年間、何も買わない
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1日目は、空っぽの部屋から倉庫まで、全裸で雪のヘルシンキを駆け抜ける。こうして始まった365日の“実験”生活。毎日、倉庫からモノを1つ選ぶたびに、「自分にとって今、必要なモノは何か?」を考える。

全裸で、雪のヘルシンキを駆け抜ける謎の男は、変態ではなくwww とってもチャーミングで、面白い奴なのでした。この男の実験こそが、映画『365日のシンプルライフ』。フィンランドからやってきた、「人生で大切なもの」を見つけ出す365日のモノがたり。

この実験、リアルな実験!それが、映画化!
監督・脚本・主演のペトリ・ルーッカイネンの実体験。だから、登場する家族や友人は全てホンモノ。このモノについての映像記録は、いつしか、家族や友人の人間ドラマが映り込み、モノが家を形作るのではなく、人や愛があって幸せな家になるということに気付かされるのでした。

このドラマと共に流れる音楽は、ティモ・ラッシー♪
名門シベリウス・アカデミー出身、ソウルフルな新世代サックス・プレイヤーとして、人気と実力を誇るミュージシャンです。軽快な北欧ジャズが、このドラマにぴったりで、心地よかったです。

★実は!!2014年8月16日に劇場公開が始まったばかり!!

実は、2014年8月16日よりオーディトリウム渋谷他全国順次ロードショーの映画です。劇場公開日より配信も開始!映画館に足を運んで大スクリーンで満喫したり、自宅でゆっくり配信で楽しんだりと、自分のライフスタイルにあった方法で、楽しむことができます。嬉しいですね~♥私、公開初日に、映画館で観たので、ちょっと感想を徒然に…(↓)

★何が本当に必要かは、自分で決めないとね。

「贅沢って、何なのでしょうね?」そんなことを考えさせられる映画です。

生活に必要なものは、意外と、数少なくシンプル。シンプルだからこそ、本当に大切なものが何かを知り、それに愛情を注ぐことができるのだと思います。そういう贅沢って、素敵ですよね。ここ最近、日本では、不要なモノの数を減らし生活に調和をもたらす「断捨離」がブームですけれど、似たようなことだと思います。

でも、映画を観終わった後に、映画館から一歩外へでれば、広がる街は渋谷。沢山の値札のついたモノが、溢れています。それは、生活に必要なモノじゃない。生活を楽しむためのモノ。自分を表現するためのモノ。ということで、ついつい…買い物をしてしまったのですが…。それも、また、一つの贅沢か・・・。

シンプルな贅沢と。楽しむ贅沢と。贅沢には、色々な種類があって、その時々に、「何が本当に‶必要か”」は、自分で決めないとね。「何が本当に”大切か”」は、自分で決めないとね。そう思うのでした。

 

「何もかもイヤだ。」「幸せはどこにある?」日々の日常の中で、ほんの少しでも、そんなことを思ったことがある方には、ぜひ観てほしい!!チャーミングな男とモノのお話です。忘れかけた大切なこと、思いださせてくれると思います♥

 

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 (C)Unikino 2013

 

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