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~86歳の新入生!?ケニアの小学生であった本当の話~

春、爛漫。入学の季節、近所でも新品のランドセルを背負いワクワクドキドキで通学する新一年生たちの姿が!
ひらがな、かたかな~漢字の読み書き、算数、体育…新しいことだらけで新鮮な気持ちだったのが思い出だされます。

―時は移って、2003年。
アフリカのケニア共和国では、政府が無償教育制度をスタートしました。
田舎の小学校の前に押し掛ける何百人もの子供たち。その中にはただ一人、84歳の老人の姿がありました・・・

新入生はおじいさん!「学びたい!」純粋な姿勢に感涙!

おじいさんブログ

84歳の老人=マルゲは文字を読みたい一心で、馬鹿にされながらも、
何キロもの道のりを学校まで来ては門前払いされる日々を繰り返していました。
そんな彼の情熱に突き動かされた若い女教師ジェーンは、周囲の反対を押し切り、マルゲの入学を認めさせます・・・

ジェーンと子供たちはマルゲを受け入れ、
困難や妨害、さまざまな逆境にも決して彼を見捨てません。
彼もまた、決して諦めようはしません「学びたい」という熱意がそれに勝るのです。

この映画は、単純に“おじいさんが小学校に行った”お話で終始しません。
部族間の対立や、おじいさんの辿ってきた壮絶な過去を交え、
植民地支配を受けていたケニアの独立までの歴史が描かれています。

「過去は決して消えない。しかし過去から学ぶことは出来る」
どんなに悲惨な過去があっても、そこから目を背けて逃げるのではないと
しっかり前を見据えて訴えかける姿に心を揺さぶられました・・・。

彼は続けて、「教育」の大切さ、可能性を訴えます。

キマニ・ナンガ・マルゲさん(享年90)は病で亡くなるまで、“学ぶ姿勢”を貫き通したと言います。
この映画から、彼から“学ぶ姿勢”ということがどれだけ大事かを再認識させられました。
どんな環境にあっても、いつからでもそれは可能である。ということ。

人生、日々勉強である!意識改革したいという方、是非ご覧ください!

記事担当:しゃけ

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