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時価百円の女(32歳)・・・。安藤サクラさん、最高!四の五の言わずに『百円の恋』を観よ!

大好きな映画の配信が始まったので、ご紹介です。故・松田優作氏の出身地である山口県周南映画祭で、松田優作氏の志を受け継ぐクリエーターを発掘すべく2012年に新設された脚本賞。その第一回「松田優作賞」グランプリ作品が『百円の恋』(作:足立紳)であり、男と女の挫折と再生を描いた本作を武正晴監督がメガホンをとり、名画が誕生しました。

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実家に引き込もっていた32歳の一子(安藤サクラ)は、ひょんなことから妹との大ゲンカをきっかけに、家を出て一人暮らしをすることに。そして、100円ショップの深夜バイトにありつき、一文無しの中年ボクサー・狩野(新井浩文)と同棲を始めるも、あっさり捨てられる…。

ひゃくえ~ん ひゃくえ~ん♪やすい~ やすい~♪

そんなダメな一子。ある日、たまたま始めたボクシングが一子の人生を大きく変えることになるのでした。

百円の恋

安藤サクラが、吠える!吠えまくる!

殴り、殴られ・・・。転んでは、起き上がる・・・。無心でボクシングに打ち込む姿は、無心で自分と戦っているよう。四の五の言わずに、観てほしい。全身全霊を振り絞った安藤サクラさんの気迫がスゴイです。

崖っぷち女のスポ根映画!でも、爽やかさは皆無・・・。

押しつけがましい青春物語ではありません。煙草ばっかり吸っていて、携帯も持っていなくて、職もないような・・・。そんな底辺の人々が、物語には沢山登場します。ここに登場する人物たちに共感はしませんでしたが、観終わった時に、無性に、急に「全力疾走」したくなるのです。

 

人には、色々と戦わなきゃいけないことがあって、ほんの少しだけ、前に進めるような気がしました。

 

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安藤サクラさん★ご出演!オススメ映画は、他にも!

 

0.5ミリ今日子と修一の場合かぞくのくに

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