2016年度 第69回カンヌ国際映画祭 開催!!
5月13~24日(現地時間)に開催される第68回カンヌ国際映画祭。
中国の鬼才ジャ・ジャンクー、カナダの気鋭ドゥニ・ヴィルヌーヴ、名匠ガス・ヴァン・サント。
日本からは是枝裕和監督の「海街diary」。深田晃司監督「淵に立つ」。
スタジオジブリがフランスと共同製作したアニメ「レッドタートル ある島の物語」が
出品されるそうで、21日の発表は要チェックです!
■カンヌ国際映画祭の歴史
カンヌ国際映画祭は、ヴェネツィア国際映画祭に対抗すべく、
フランス国民教育 美術省の大臣であったジャン ゼイによって創立されました。
最初は1939年、ルイ リュミエールの議長の下で開催は予定されていましたが、
結局戦後の1946年9月20日カンヌにて第一回目の映画祭が開幕しました。
当時、映画祭は1948年と1950年を除く毎年9月に行われており、
1952年からは毎年5月に開催されています。
■カンヌ映画祭の開催目的とは?
創設以来、カンヌ映画祭は、設立時の開催目的を忠実に守り続けてるそうです。
①映画の発展に貢献するために作品を紹介し、援助すること、
②世界中の映画産業発展の援助をすること
③第7芸術を国際的に称揚すること。
今回は過去受賞作、出品作の中からおすすめの作品をご紹介!!
罪のてざわり
この世の定めか、あゝ無情――。
第66回「脚本賞」受賞。
ここ数年、実際に中国全土を揺るがした4つの事件を通じて、ひたむきに生きる等身大の人間たちを描いています。
重くて重くて苦しいですがとても重厚な作品です。さすが中国の鬼才ジャ・ジャンクー監督作品。
岸辺の旅
いかないで。きえないで。このままずっと、そばにいて。
第68回「ある視点部門」監督賞受賞。
日本初!「黒沢清」監督が監督賞を受賞。
何だか不思議で、夢を観ているような感覚に陥った作品…儚くて美しい夫婦の物語でした。
ニュー・シネマ・パラダイス
世界中をあたたかい涙と優しい愛で包んだ、映画史に残る感動作。
第42回カンヌ国際映画祭審査員特別賞。
ミニシアター系映画の代表作!
映写技師と少年の交流、少年の旅立ちなどを通じて、あふれんばかりの映画愛を描いています。
なんて愛くるしい作品なのだろうか・・・ラストシーンは涙を流さすにはいられません。
フルートベール駅で
名もなき青年の死に全米が泣いた。社会現象となった事件を基に描く衝撃作。
第66回カンヌ国際映画祭ある視点部門フューチャーアワード賞受賞。
アメリカで実際に起こった事件を題材にし、黒人社会のみならず、
全米をも巻き込む影響を与えた黒人青年オスカー・グラントの過去とその事件当日を描いています。
一人の青年の死がこんなにも重く儚いものなのか・・・とても胸が締めつけられました。
カンヌ映画祭特集配信中です~!
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