今日は、強い勢力の台風が近づいていて、もうビショビショです。こんな日に、激しく降る雨にうたれていると、『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』を思い出します。映画のタイトルからして、いかにも情緒豊かで、雨の景色が広がりません？

娘一家を犯罪組織に殺された元殺し屋の男の復讐を描くハードボイルド・アクション！主演は、フランスの大スター、ジョニー・アリディを迎え、共演には、ジョニー・トー作品を支える実力派俳優たちが揃っています。男の友情、美しい映像、緊迫のガン・アクションに、しびれます。

 

＜あらすじ＞表向きはレストランオーナー、過去は腕利きの殺し屋だった男。マカオで暮らす最愛の娘とその家族が、何者かに惨殺されたことを知らされます。単身マカオへ乗りこんだ彼は、異国の地で出会った3人の殺し屋を雇い、娘の敵を討つことを誓うのです。しかし、かつて頭に銃弾を受けたことのある彼は、記憶を失い始め・・・。

 

 

男女の色恋沙汰、なし！単純明快で、爽快！

男と男の友情が熱いです。雇い主と、雇われる側という関係を超えて、男たちは、銃を通して、友情を育んでいきます。それが、無邪気で、クールでもあります。無垢な男同士の友情と哀愁が漂い、「こんな風に歳を重ねる大人になれたら、カッコいいな～」と男泣き必死です。

 

画面の隅々まで、緻密！巧みな計算に、あっぱれ！

オープニングからグッときます！激しく降る雨など、スタイリッシュな映像美は鮮烈です。ちょっとした仕草や行動によって、言葉では表現しきれない人間の心理を情緒豊かに表現しています。そして、何といっても、ガン・アクションには、涎垂です。

 

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