いよいよ夏本番!暑い夏がやってきますね~
前回の「和」アニメ特集に引き続き、今回はヨーロッパの一風変わった映画アニメをご紹介したいと思います♪♪
スーサイド・ショップ
★★ストーリー★★
絶望に覆われ灰色に染まった大都市。生きる意欲も希望も見出せない人々は、次から次へ自殺をはかっていた。そこで唯一繁盛しているのが10代続く老舗の自殺用品専門店。首つりロープ、腹切り刀、毒リンゴ、様々な種類の毒薬が所狭しに並んでいる。店を営むのは超ネガティブ思考のトゥヴァシュ一家はクスリとも笑ったことがない。ところがある日、明るく無邪気なアランが誕生したことで、家族の中で何かが崩れ始めるのだった・・・。
★★みどころ!!★★
自殺用品専門店、奇妙なキャラクター達。。
今までにないストーリー、絵のタッチに興味津々な方も多いはず!キャラクターの個性がとても強く、味があり、ネガティブ思考なキャラクターたちに思わず救いの手をさしだしたくなる。でも皆さん大丈夫です!彼らにはアランという天使のような存在が現れ、家族だけでなく、周りの人々の人生をも変えてしまうのです☆☆
ストーリだけでは重い内容のものと感じられる方もいると思いますが、ブラックユーモアを混ぜたミュージカル仕立ての作品です!
ルコント監督「自殺を擁護する作品ではなく、『人生は美しい』というメッセージを込めた」というメッセージ性の強い作品になっています☆★
イリュージョニスト
★★ストーリー★★
舞台は1950年代のパリ。初老の手品師タチシェフは、場末のバーで時代遅れの手品を披露しながら細々と暮らしていた。ある日、スコットランドの離島にたどり着き、そこで貧しい少女アリスと出会う。タチシェフを魔法使いだと信じこみ慕うアリスと、生き別れた娘の面影を重ねるタチシェフ。2人はエジンバラで一緒に暮らし始める……。
★★みどころ★★
イリュージョニスト(Illusionist)とは直訳すると奇術師。奇術師とは奇術を職業とする人であり、ようするに手品師である。
心地よいサウンドトラックとともに、手品師タチシェフと貧しい少女アリスの奇妙な生活が始まる。言葉が通じない二人、他の作品より格段に台詞が少なく、見始めていくとどのシーンからタチシェフは話すのかとこちらがドキドキ。シンプルかつ、フランス映画独特の色彩が豊かな作品であり、日本のアニメとは違ったよさが観られる。老いた手品師と少女の淡く、微笑ましいような生活が何とも言えず、、突然タチシェフのような手品師が現れ、魔法を見せられたら・・私も思わず彼について行ってしまうかもしれない。。
(C)2012 Diabolo Films,La Petite Reine,ARP,France 3 Cinema,PCF Magasin des Suicides le film Inc.,Entre Chien et Loup,RTBF
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