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新生活!映画から社会を学ぶ!『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』

春、新生活が始まる時期ですね。新社会人となったり、組織変更で仕事が変わったりと、新しい生活が始まり、気分も新たに、新生活を迎える方も多いと思います。そんな時期に、社会を学べるドキュメンタリー映画をご紹介!『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』は、社会に渦巻く色々な問題を目の当たりにすることができます。

ポスター

まず、はじめに。エンロンって??

1985年、天然ガスのパイプライン会社として設立。アメリカテキサス州ヒューストンに本社をおき、規制緩和により急速に業務拡大し、わずか15年間で、売上高全米第7位の巨大多国籍企業となりました。最盛期には、ガス・電力の卸売り業では、全米市場の約4分の1のシェアを占め、41カ国への海外進出も果たしています。しかし、2001年12月に会社更生手続きへ・・・・・・・。

売上高13兆円・全米第7位の巨大企業、

エンロンが破綻した背景に、社会の実態が!

2001年、エンロンと子会社との癒着問題を報じたウォールストリート・ジャーナル紙の記事がきっかけとなり、株価が大暴落。その後、粉飾会計、不正経理、不正取引などが次々に明るみになり、報道からわずか46日後には破綻に追い込まれます。負債総額2兆円、失業者は2万人にものぼると言われています。

暴かれゆく不正。人間の強欲さに、背筋が凍る・・・。

1つの企業が、政財界を巻き込みながら急成長し崩壊するまでの経緯は、強欲な人間の物語でもあります。経営陣たちが尊重するのは、金儲けだけ。そして、その甘い蜜に集まった金融機関、弁護士、政治家も、みんな強欲な人間ばかりです。そして、経営陣の多くは、破綻の目前でさえ、自社株を売り抜けるなど、自分の懐は痛めない秀逸さ・・・。頭は抜群にキレるのに、使い方を間違っていると思ってしまいます・・・。モラルの低さに、呆れるばかり・・・。同時に、社会の不条理を感じてしまうのでした。

エンロンサブ

 

それでは、最後に、私の大好きな格言を・・・。

実るほど頭を垂れる稲穂かな

この映画をみて、つくづく思うのは、抜群に頭が良いからといって、モラルがあるとは限らないということです・・・。人格者ほど謙虚であるのです!!それでは、この映画を教訓に、素敵な社会人生活の幕開けを~!!

 

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