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‘2016/01’ カテゴリーのアーカイブ

エロティックな大人のフランス映画。感情表現、ライフスタイル、ファッション…耽美で、自由で、文学的!

2016/01/27

フランス映画を自宅でも楽しんでもらいたいと願いを込めて、ユニフランス・フィルムズが世界中で展開するオンライン映画祭マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバルが開催中なので、いくつか鑑賞。やっぱりフランス映画は、監督や脚本家の独自の美学が濃く刻まれているので、見ごたえたっぷりです。感情表現、ライフスタイル、ファッション・・・耽美で、自由で、文学的。今回は、そんなフランス映画より、エロティックな大人のフランス映画を厳選してご紹介させていただきます。

 エロティックな大人のフランス映画images

 

彼らについて

彼らについて』(2014):男と女。女の浮気相手は、女。その浮気相手の女と、浮気する男。とてもフランス的で自由な三角関係が描かれています。ひっぱりだこの女優アナイス・ドゥムースティエ主演!ほんのり甘くて、ほろ苦いビターな恋模様が、絶妙でした。

 

砂の城

砂の城』(2013):精神の葛藤。肉体の歓び。海辺を舞台に、押し寄せる心身の波が、鋭く描かれています。あまりにも繊細で、息づかいまで伝わってきました。親と子、男と女・・・と、人には切っても切れない繋がりがあるということを実感するリアリティある映画でした。

 

ボヴァリー夫人とパン屋

ボヴァリー夫人とパン屋』(2014):キュートで艶やかな女、自由な女に翻弄される男。ユーモラスで、官能的な大人のファンタジー映画。悲劇と喜劇が入り混じったブレンド具合が、心地よくて、軽快に楽しめました。そして、結末が意外な展開でサプライズ!!

 

サガン -悲しみよ こんにちは-

サガン -悲しみよ こんにちは-』(2008):18歳で文壇に華々しいデビューを飾り、生涯を通し自由人であった小説家サガン。人生そのものがスキャンダラス!破天荒な言動で世間を騒がせつつも、名言「破滅するのは私の自由」の根にある孤独と繊細さに触れることのできます。

 

女と男のいる舗道

女と男のいる舗道』(1962):ヌーヴェルヴァーグの代表的存在である、ジャン=リュック・ゴダール×アンナ・カリーナのコンビの代表作。女優を夢見て家を飛び出し、娼婦へと落ちていく女・ナナの姿は、淋しいけれど画になります。特に、煙草を吸う姿は、艶やかで色っぽいです。

 

ヴィオレッタ

ヴィオレッタ』(2011):実母が娘のヌードを発表するという衝撃の実話。その被写体だった娘が、自ら監督・脚本を手掛けた映画です。母親への愛情を抱きつつ、ヌードモデルへの反発。これぞ、フレンチロリータ!内容も刺激的ですが、コスチュームも可愛くて印象的です。

 

恋人たちの失われた革命

恋人たちの失われた革命』(2005):”ヌーヴェル・ヴァーグの恐るべき子供”としてフランス映画界に衝撃を与えたフィリップ・ガレル監督が描く愛の誕生と喪失。フランス全土を揺るがした1968年の五月革命時代の熱気と絶望に包まれていて、モノクロの映像が余韻を残します。

 

白い婚礼

白い婚礼(デジタルリマスター)』(1989):17歳の女学生と教師の恋。危い関係は、戻れぬ結末へと向かい、目が離せません。これは、罪なのか、純愛なのか。ヴァネッサ・パラディが17歳の時に主演しヌードを披露した衝撃のデビュー作であり、幼さと大人の魅惑を表現しています。

 

読書する女

読書する女』(1988):癖のあるお客相手に、本を読んで聞かせるヒロイン。現実と本の世界の境界線が曖昧になってきて、奇妙な感覚になります。読書がエロティックな行為だったとは!色々な作家や小説が登場するので、知的好奇心もそそられます。

 

リード・マイ・リップスメイン

リード・マイ・リップス』(2001):聴覚障害のハンデがあり常に孤独を感じるカルラと、アシスタントとして雇い入れた保釈中の男。お互いの闇が引き金となり、数奇な運命を辿ります。淡々と、卑屈で醜い歪みに迫っていく展開がスリリングです。

 

※お知らせ※
ご紹介した映画のうち、『彼らについて』『砂の城』は、マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル作品。配信期間は、2016/2/18 (木)朝10時までなので、今すぐ、鑑賞をオススメ!

 

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(C) 2014 – Albertine Productions – Cine-@ – Gaumont – Cinefrance 1888 – France 2 Cinema – British Film Institute
(C)2008 ALEXANDRE FILMS
(C) 1962 LES FILMS DE LA PLEIADE
(C)Les Productions Bagheera,France 2 Cinma, Love Streams agnes b.
(C)Les Films du Losange 1989
(C)ELEFILM – SOPROFILMS – T.S.F. PRODUCTIONS – CINE 5 – 1988
(C)2001sedif/cine b/pathe image production/france 2 cinema All rights reserved.

 

※ご留意事項※ 作品により、将来、テキストや画像をクリックし、飛び先がリンク切れになる場合は、販売期間が過ぎ、販売を終了したたためです。ご了承いただけると幸いです

世界規模のオンライン映画祭「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」がスタート!

2016/01/22

世界規模のオンライン映画祭

「マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」がスタート!

 

マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバルとは?

期間限定配信:2016/1/18~2016/2/18

2011年にスタートしたユニフランス・フィルムズが世界中で展開するオンライン映画祭で、
日本語をはじめ、各国語で字幕を用意し、最新のフランス映画をご紹介している映画祭です。

若手監督の作品を中心に長編および短編映画各10作品がコンペティション部門に出品され、

会期終了後には、観客賞のほか審査員賞等も発表されます。

またミシェル・ゴンドリー監督が審査委員長を務めた2015年は207の国と地域において、
延べ56万回の視聴回数を記録しました!

 

「ビデックスJP」では長編作品を配信中です!

 

 

 そして個人的に特におすすめなのがこちらの3作品です↓↓

 『年下のカレ』

『イヴ・サンローラン』主演のピエール・ニネが年上の女性を惑わせる、フランスで140万人を動員した大ヒットコメディ。

38歳の美人で野心家の独身女性と、20歳に満たないまだ可愛らしさをもつ男子大学生のラブコメディです。
芝居からはじまる恋ですが、本気になっていく過程の中には女性心をくすぐられるシーンが幾つもあり、
フレッシュな気持ちにさせてくれました。
男子大学生のまっすぐな姿勢に一人惚れ惚れ(笑)
ピエール・ニネが運転するスクーターに注目です!

 

 『カプリス 』

優柔普段なクレマンがまさか大女優アリシアと付き合うことに!でも思わぬ出会いが物ごとをややこしくして…

優柔不断でどこかさえないが優しさに溢れた男性教師と憧れの大女優…そしてあらたな女性が出現してくる、ラブロマンス作品です。
主演と監督を務める男性教師(エマニュエル・ムレ)が見事に翻弄されていく姿に苛立ちを感じながらも、共感してしまいました。(笑)
パリの街並みや風景に合うバックミュージックも素敵で、出演しているアナイス・ドゥムースティエと
ヴィルジニー・エフィラの美しさに惚れ惚れしました。

 

 『美しい季節 』

70年代、女性解放運動が盛んになるフランスを舞台に繰り広げられる切ないラブストーリー。

田舎からでてきた農家出身の女性と、熱心な女性解放運動の活動家の
パリジェンヌとの激しく切ない恋物語です。
田舎ならではの家庭のしがらみに縛りつけられている女性と、未来を切り開こうと奮闘する
二人の女性のまったく違う生き方を観て、自分が田舎から上京してきた事を思い出しました。
二人が選んだ道はこれでよかったのではないかと、個人的には思いました。

 

期間限定で2016/2/18まで配信しておりますので、是非おしゃれで勢いのあるフランス映画をチェックしてみてください~♪

 

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 ※ご留意事項※ 作品により、将来、テキストや画像をクリックし、飛び先がリンク切れになる場合は、販売期間が過ぎ、販売を終了したたためです。ご了承いただけると幸いです。

ミニシアター文化を牽引した「シネマライズ」閉館。個性的な映画との出逢いを、ありがとう!

2016/01/12

2016年1月7日(木)。ミニシアター文化の火付け役であった映画館「シネマライズ」(東京・渋谷)が閉館し、30年の歴史に幕を閉じました。『アメリ』『トレインスポッティング』『ムトゥ 踊るマハラジャ』『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』『ブエノスアイレス』…など、アート色や個性の強い映画を上映し、長年にわたりミニシアター文化を牽引。映画ファンにとっては欠かせない存在です。 そんな愛する「シネマライズ」で公開された映画より、極私的に印象的な10作品を紹介させていただきます。

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ありがとう、「シネマライズ」!

「シネマライズ」で公開された、個性溢れる映画をご紹介。

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赤線』(2004年/日本)

赤線

花に涙を濺げ

知る人ぞ、知る!鬼才・奥秀太郎監督。野田秀樹らの演出家の舞台にも映像プランナーとして参加するなど、映像は革新的で美しく、圧巻です。「赤線」――終戦直後の日本。地図の上に赤い線で印を付けられ、半ば公認で売春が行なわれていた場所。 赤い灯りに誘われ男と女が求めあい、そして出会いと別れはループします。 中村獅童を主演に迎え、豪華キャストが、色街に渦巻く欲望と陰鬱なエネルギーを表現しています。

 

ベティ・ペイジ』(2006年/アメリカ)

ベティ・ペイジ
ボンデージなビスチェに身を包み、無邪気な笑顔で世界を虜にした伝説のピンナップ・ガール、その知られざる真実

世界の歌姫マドンナの過激なパフォーマンス、前髪を短く切り上げた黒髪に赤いルージュのハリウッド女優たち。 彼女たちが影響を受けたのは、まぎれもなくベティ・ペイジです。  猥褻なイメージだったボンデージ・ファッションは、ベティの存在によって、今やポップでキュートなアイコンにまでなりました。 裏マリリン・モンローと呼ばれ、たった7年で表舞台から姿を消した伝説のピンナップ・ガールのお話です。

 

こま撮りえいが こまねこ』(2006年/日本)

こま撮りえいが こまねこ
ひとコマひとコマ、愛をこめて

NHK「どーもくん」を生み出したアニメーション作家、合田経郎氏の作品。 コマ撮りは、人形をひとコマ(1コマ=1/24秒)ずつ動かし、照明・セット・カメラポジションを変えながら撮影するもので、 ひとコマひとコマに、愛が込められています。 主人公のこねこの女の子・こまちゃんの姿を通して、“自分らしくいること”の大切さが伝わってきて、ほっこり。大人の私は、すっかり置き去りにした童心を取り戻せたような気がします。

 

 『牛の鈴音』(2008年/韓国)

牛の鈴音
その老いぼれ牛は、お爺さんと一緒に30年も働きつづけた。

牛の寿命は15年ほどなのに、79歳になる農夫のチェ爺さんは、30年間ともに働いてきた牛がいます。 今では誰もが耕作機械を使う時代に、牛と働き、牛が食べる草のために畑に農薬をまくこともありません。 ある日、獣医から「この牛は今年の冬を越すことはできないだろう」と告げられ…。この老いぼれコンビは、 文明の進歩から置いていかれているようにみえても、むしろ、そこには、忘れてしまったいた優しさが流れていることに気づかされ、ハッとします。

 

息もできない』(2008年/韓国)

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二人でいる時だけ、泣けた。

俳優として活躍してきたヤン・イクチュン初の長編監督作品であり、世界中の映画祭・映画賞で、世界が泣き震えた映画。 愛を知らない男と、愛を夢見た女子高生の物語。 ヤン・イクチュン自身、家族との間に悩みを抱え、全てを吐き出すべく脚本を書き始め、家を売り払ってまで製作にこぎつけたそうです。 だから、この作品には、歴史の哀しみが流れ、魂の求めあいが表現されています。息苦しくてたまらないのでした。

 

バスキアのすべて』(2010年/アメリカ)

バスキアのすべて

マドンナが愛し、ウォーホルが嫉妬した。

80年代のアート界に新風を吹き込んだジャン=ミシェル・バスキア。 70年代にニューヨークで地下鉄や建物へのスプレーペインティングからはじまり、スターダムへと登りつめた輝かしいアーティスト。 同時に、いつだって、人種差別と向き合い、苦しんでいた1人の人間でもあります。 27歳の若さでこの世を去ったバスキアの栄光と終わりまでを本人のインタビュー映像をもとに綴られたドキュメンタリーです。

 

ブンミおじさんの森』(2010年/イギリス・タイ・ドイツ・フランス・スペイン合作映画)

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森や丘や谷を前にすると 動物や 他のものだった 私の前世が現れる

死を間近にしたブンミおじさん。亡くなった妻が現れ、行方不明の息子が姿を変えて現れ、 ブンミおじさんは、愛するものたちとともに森の中へ…。 タイ北部を舞台に、輪廻転生の物語がファンタジックに描かれてます。 まるでブンミおじさんと一緒に森を歩いているかのようで、 自然の匂いや気配までも感じながら、人の生死は、自然の巡りの一部だという素朴な死生観に触れるのです。

 

きっと ここが帰る場所』(2011年/イタリア・フランス・アイルランド合作)

きっと ここが帰る場所
人生は美しさで満ちている だけど、時々、何かが変だ・・・

2008年カンヌ映画祭審査員長のショーン・ペンが、パオロ・ソレンティーノ監督作『イル・ディーヴォ-魔王と呼ばれた男-』に惚れ込み、審査員賞を授与し、 二人は一緒に新作をつくることを約束。その結果がこの作品です。そして、見事に2011年カンヌ映画祭エキュメニカル審査員賞を獲得! 人間は人生の途中で悩み、誰かとめぐり合い、繋がっていく…。 そんな繊細な物語は、美しい演技、クールな映像、魅惑の音楽で彩られ、じわじわと沁み込んでくる映画です。

 

TRASHED ―ゴミ地球の代償―』(2012年/イギリス)

TRASHED ―ゴミ地球の代償―
誰がその代償を払うのか。

ゴミ処理問題の過酷な現状を世界へ叫ぶ痛烈なドキュメンタリー。 今、地球上でどんなゴミ問題が発生しているのか。無秩序に捨てられたゴミで埋め尽くされた川で、生活をする人々。 プランクトンと間違えて、プラスティック粒子を餌にする魚。世界中で不足している埋立地。ショッキングすぎて、絶句!まずは、できることから始めようと思い、私はエコバックを持ち歩くことにしました。

 

ぼくを探しに』(2013年/フランス)

ぼくを探しに
音楽、スイーツ、不思議なハーブティ。しあわせの鍵は、記憶の中にある。

『アメリ』プロデューサー × 『ベルヴィル・ランデブー』『イリュージョニスト』アニメーション作家:シルヴァン・ショメ監督。 待望の実写初長編です。両親を失ったショックで言葉を失った主人公が、不思議な力を持つ女性と出会い、人生の転機を迎える奇想天外な展開。 実写でも、ショメ監督節が炸裂!可愛くて、ちょっとシュールで、とびっきりのイマジネーション! このファンタジックな世界は、まるで夢の中にいるようでした。

 

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新年第一回目は、多彩なバラエティー作品を御紹介~!!

2016/01/07

皆様明けましておめでとうございます!

年末年始はいかがお過ごしになったでしょうか?
私は地元で飲み会を日々繰り返し、少しお疲れ気味です(笑)
1月の3連休はゆっくり家で過ごしたいと思います♪

今年もどうぞ宜しく御願い致します!

さて、今回は年末年始に沢山動いてお疲れの方に、、
多彩なバラエティー作品を御紹介~!!

★お笑い、コント、漫才・・・

人気芸人たちの懇親のネタをお楽しみに!ファンを唸らせる満載の一作がここに!

 

★日本文化・歴史・・・

“昭和”という時代に生活をしている人々の喜怒哀楽や、徹底した時代考証を基に誕生した名城探訪など古きよき日本の歴史を体感せよ!

 

★麻雀・・・

色気、知性も兼ね備えた女だけの熾烈な闘い…勝てば女王、負ければ水着の真剣勝負!!

各界著名人VSプロ雀士の麻雀ドリームマッチは必見!

 

★温泉・・・

一世を風靡したあのAV女優も登場!湯治場を都市生活者が訪れるロハス的癒し旅~♪

 

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