夏休みに、おじいちゃん・おばあちゃんの家に、遊びに行く子供たち。お盆休みに、旅行に向かう家族たち。そんな光景を目にすると、無性に観たくなるアニメが『虹色ほたる ~永遠の夏休み~』です。川口雅幸原作の小説を映画化したアニメ。 『ONE PIECE ワンピース』シリーズの宇田鋼之介が監督を務め、『能登の花ヨメ』などの国井桂が脚本を担当。音楽は松任谷正隆、主題歌は松任谷由実「愛と遠い日の未来へ」と、超豪華!突然1970年代の田舎の村にタイムスリップしてしまった小学6年生のユウタの冒険は、懐かしさを感じさせる夏休みの物語です。
それでも、こどもたちは今を生きる
夏休み。交通事故で父親を亡くした小学6年生のユウタは、一人で、ダムのそばの山里に、昆虫採集に向かいます。父親とよくカブトムシを探しに来た二人の思い出の場所。そこで出会ったのは、不思議な老人でした。そして、ユウタは、突然の豪雨で足をすべらせ意識を失い、目を覚ますと、30年以上前の村にタイムスリップしていました。
いい歳の大人でも、大号泣!
運命のいたずらで出会った人々の絆や友情が、詩情豊かに映し出さています。時にm子供の中にいる大人な部分、時に、大人の中にいる子供な部分が浮き彫りになり、本来、人間が持っている感情描かれ、ハッとさせられます。黒電話・浴衣・カブト虫・お祭り・ホタル・淡い初恋…なども、拍車をかけて、忘れてしまったものを思い出させてくれます。いい歳の大人ですが、観るたびに、毎回、大号泣!今をしっかり生きたいと思えます。そして、今を生きてほしいとも思います。「頑張ろう!」「頑張れ!」そんな気持ちが溢れてきます。
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(C)川口雅幸/アルファポリス・東映アニメーション
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