泣いたあとには、笑いましょうよ。

 『駆込み女と駆出し男』

映画『駆込み女と駆出し男』は、劇作家として知られる井上ひさしさんが晩年に、
１１年をかけて執筆したと言われる時代小説「東慶寺花だより」を映画化した作品です。

江戸時代に幕府公認の縁切寺であった東慶寺を舞台に、離縁を求めて寺に駆け込んでくる
女たちの聞き取り調査を行う御用宿の居候が、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも
訳あり女たちの再出発を手助けしていくさまを描いています。

『クライマーズ・ハイ』『わが母の記』などの原田眞人監督がメガホンを取り、主演は大泉洋さん。
寺に駆け込む女たちを『SPEC』シリーズなどの戸田恵梨香さん、実力派の満島ひかりさんらが演じています。
その他にも樹木希林さん、堤真一さん、山崎努さん、内山理名さんら豪華出演者が揃っています。

駆け込みに来る女性の思惑も様々で、時代劇ですが、現代にも通ずる男と女の
様々な姿、背景、問題が描かれていると思いました。

また大泉洋さんのパワフルながらも自然体な演技が、少し堅めの時代劇のイメージをライト作品に導いてくれました。

江戸時代の女性達の虐げられた悲しさとひたむきさが心に染みながらも、鑑賞後は爽快な気持ちになれました。

 

(C)2015「駆込み女と駆出し男」製作委員会

※ご留意事項※　作品により、将来、テキストや画像をクリックし、飛び先がリンク切れになる場合は、販売期間が過ぎ、販売を終了したたためです。ご了承いただけると幸いです。

2015年は、園子温監督の映画が、続々と公開され、園子温イヤーです！2015年公開作『ラブ＆ピース』『リアル鬼ごっこ 2015劇場版』『新宿スワン』の配信も開始しました。人間の滑稽さや情けなさも含めて、人生って愛おしいと感じさせてくれるのが、園マジックです。最新作から激レア作品まで、「俺は園子温だ!!」とばかりに園マジックが炸裂した衝撃作を厳選してご紹介します。

 

◆◇◆　2015年、劇場公開作品　◆◇◆

奇想天外!!なのに、感動!!

園子温監督が約20年前に書き下ろした幻のオリジナル作。しかも、園監督が初の特撮です。冴えない男とミドリガメの絆の物語。そこから、捨てらたおもちゃの物語へと展開し、いつしか怪獣映画に突入!!息をつく間もなくズンズン進み、キテレツな展開。なのに、宇宙級の大きな愛に包まれました。「愛をあきらめない者は救われる。人生は何度でもやりなおせる。」そう信じたくなります。

 

醜い!!だから、面白い!!

累計発行部数200万部を超える山田悠介のベストセラー小説を、園子温がオリジナル脚本で映画化。全国の佐藤さんが追われるという原作設定を大胆変更し、追われるのは「全国のJK＝女子高生」。女子高生が走って逃げて、惨殺されていく…。トリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜のトリプルヒロインは、「そこまでしていいの？」と思わずドキドキする体当たりの演技。バイオレンスに、ショックが重くのしかかってきました。

 

アウトロー漫画の金字塔を映画化!!パンチがあるに決まってる!!

元スカウトマン・和久井健が自らの実体験を元に描いた人気漫画が原作。新宿・歌舞伎町のスカウトマン。目の前では、男と女の欲望が全開！男たちの抗争は熾烈！この舞台を彩る出演者は、綾野剛、山田孝之、沢尻エリカ、伊勢谷友介と豪華で、存在感がハンパない！でも、社会の裏側にある青春を感じました。園監督作品では、珍しくw爽快感すらあって、新しい面を見たように思います。

 

◆◇◆　この映画は、観ておきたい！　◆◇◆

237分の衝撃。長尺なのに、ふと気付くと没頭！ヘビー級の映画。

親からの愛がほぼ完全に欠如していることにより、その愛を穴埋めするために変態行為、暴力、宗教等に走る若者…。過激なテーマが、次から次へと、飛びだすわ…飛びだすわ…。で、もちろんR15指定です。特に、印象的なのは、満島ひかりの演技が、むきだし！覚醒された演技に鳥肌立ちました。純粋で壮絶な恋愛叙事詩はあまりにもパワーがありすぎて、もうお腹いっぱいです…。

 

目を覆いたくなるような…、禁断のエロティック・ダーク・ファンタジー！

ひとりの女の歪んだ愛の行く末。それは、華麗であり、淫靡です。これは現実？それとも、悪夢なの？現実と悪夢を彷徨いながら、危険で過激な迷宮へと足を踏み入れることになります。インモラルすぎるので、賛否両論は間違いなし！個人的には、想像力が掻き立てられる映画だから、好きですが…。

 

◆◇◆　激レア！初期作品　◆◇◆

  

  

初期の作品集。物議を醸す作品ばかり…

怒りを爆発させた描写、フェミニンで幻想的な描写、哀しくて退廃的な描写、恐怖を感じる残虐描写…。それぞれの画は、人間の真髄を表現していて、「生」そのものが力強く綴られています。だから、生きるってオモシロイと思えるのでした。

 

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(C)「ラブ＆ピース」製作委員会
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原作：和久井健『新宿スワン』（講談社『ヤングマガジン』刊）（c）2015『新宿スワン』製作委員会
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 今回は家族愛を惜しみなく描いた感動作を御紹介♪

国際市場で逢いましょう

韓国映画史に金字塔を打ち立てた感動叙事詩。
家族のために懸命に生きてきた 父の背中がそこにはあった――

韓国版のＡＬＷＡＹＳ 三丁目の夕日と言えるのだろうか。
皆が寄り添い合い、懸命に生きる。
久々に家族の絆を肌で感じられるような、身に染みる作品でした。

この作品のみどころはなんと言っても、主演のファン・ジョンミン！
ただただ家族のために、いつも必死に笑顔で激動の時代を生き抜く、彼の姿には、泣けて泣けて…。

またこの作品のポイントは東方神起のユンホが本格的スクリーンデビューを果たした作品でもあるところです！
実在の有名歌手であるナム・ジンが海兵隊に入隊していた青年時代を演じ、
迷彩服に身を包んだ今までにない役柄に挑戦しているのが話題となりました！
監督のユン・ジェギュンはナム・ジン役をユンホに抜擢した理由を
「ユンホが全ての条件を満たしていた。ナム・ジンが全羅道を代表する歌手なので、
その地域の方言を完全に使える俳優が良かった。ユンホの故郷は光州で訛りも完全に近かった。
会って話してみてもナム・ジンに対する敬意も、役に対する情熱も持っていたのが決め手」と言っていました。

出演時間は２０分ほどですが、印象に残る演技を披露しております！

家族の微笑ましさに笑い、絆の強さに泣き、まさに笑って泣ける正統派の韓国映画
だと思います！

他にも家族愛の強いオススメのドラマ作品あります～♪

 

 

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昨晩、街を歩いていたら、既にハロウィンムード炸裂！前夜祭！？仮装した大人たちが、陽気に踊りながら夜の街を歩いていました。今年のハロウィン当日は、土曜日ですし、スゴイことになりそうです。私的には、ハロウィンと言えば吸血鬼なわけで、ちょっと珍しい吸血鬼映画をご紹介させていただきます。

映画史上、誰も描かなかった吸血鬼。
ありきたりの吸血鬼ものとは、一線を画す！

吸血鬼という言葉からイメージするような、鋭い歯が生えた吸血鬼は登場しません。だから、血を吸うために・・・まさかの展開！血を求める男と、その標的の女の関係は、過激で奇妙な愛へと昇華していきます。残酷で美しき吸血鬼たちが描かれた、衝撃的な2作です。

　

 

『ヴァンパイア』

これぞ、岩井俊二ワールド。現実！？はたまた、幻想！？

病身の母親と暮らす高校教師サイモンと、あるサイトに集まる“死にたい少女たち”。孤独と調和、哀しみと喜び…。死にたい少女たちを前に、世の中の色々な矛盾に触れることになります。でも、その矛盾の中で揺れ、もがきながら生きるからこそ、その血は美しいものなのかもしれません。そんなことを感じる映画です。これぞ、岩井俊二ワールド！現実と幻想との境目が曖昧で、放り投げられたままなのでした。

 

『渇き』　（2009年カンヌ国際映画祭の審査員賞、受賞）

世界のカンヌも驚き！結構グロくて…、結構エロティック…。

人体実験によってバンパイアになった神父と人妻との禁断の情事。血を吸うために、相手を切り裂く…。血みどろ、オェッ…。そして、露わになる人間の業が恐ろしくて、これまたウォエエッ…。生死・暴力・欲望は、エロティシズムと密接なものであって、この映画は、痛くて叙情的です。全てを鋭くえぐりとっていて、私はその気概が好きです。一体全体、人間の渇きを潤すものは、何なのでしょうか…。

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映画１００作品★ワンコインキャンペーン中！！！

厳選映画が今なら１本、１００円（税抜き）！！！

スタッフが選び抜いた厳選映画が１本１００円（税抜き）、【期間限定】２０１５/１０/５の朝１０時まで配信！！

ヒューマンドラマ、ホラー、スリラー、ＳＦ、エロス、官能、アクション、任侠、サスペンス、恋愛、ドキュメンタリー、青春、コメディ、ファンタジー作品など豊富なジャンルを取り揃えました。

お手ごろ価格という事で、普段観ないような作品に挑戦をしたりと是非様々なジャンルの映画をお楽しみ下さいませ♪

ここでジャンル別に売れ筋作品を御紹介 (^o^)ﾉ♪♪

 

★★★ヒューマンドラマ★★★

 ★★★ホラー＆スリラー＆ＳＦ★★★

 ★★★エロス＆官能★★★

 ★★★アクション＆任侠★★★

★★★サスペンス★★★

 ★★★恋愛★★★

 ★★★ドキュメンタリー★★★

 ★★★青春★★★

 ★★★コメディ＆ファンタジー★★★

この他にも邦画ホラーファンからの支持率が高い「テケテケシリーズ」や若き日の黒木瞳さんが演じた濃厚サスペンス、「略奪愛」など中々目にする事の出来ない作品もございます♪

どうぞお手ごろ価格になったこの期間中にお楽しみ下さいませ～♪

 

※映画１００円キャンペーンは終了致しました。

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食欲の秋！食べ物がもう一つの主役となっている映画もあって、感動作からコメディまで多彩！登場する食べ物に、お腹がグゥグゥ鳴りっぱなしです（笑）秋に、美味しい映画も味わってみるのもオススメです。

 

食で、幸せを感じる♪ほろり涙で、心潤う・・・。

北海道、月浦。東京から移り住み、湖のほとりのパンカフェを始めた夫婦。夫・水縞くん（大泉洋）がパンを焼き、妻・りえさん（原田知世）が、それにあうコーヒーを淹れ、北海道の季節の野菜を使ったスープやキッシュなどの料理を作ります。この夫婦と、その店を訪れるお客様の物語。春夏秋冬それぞれの季節に、それぞれの想いを抱えてやってくるお客様は、みんな幸せを探して彷徨ってます・・・。手作りの焼き立てパン、惹きたてのコーヒー、大地の恵みである料理、澄んだ空気。そういうものが、人の心を優しく、人の体を元気にしてくれるのでした。そして、エンディングでは、主題歌（矢野顕子with 忌野清志郎の「ひとつだけ」）が流れ、まさに水縞夫婦のようで、幸せのヒントがあって、じんわり涙・・・。ゆったりとしていて、心身の内側から安らぎを感じらる映画です。

 

『しあわせのパン』大泉洋×製作スタッフが贈る、北海道生まれの映画『ぶどうのなみだ』。北海道・空知。父が遺した小麦畑と葡萄の樹のそばで、兄のアオ（大泉洋）はワインをつくり、ひとまわり年の離れた弟のロク（染谷将太）は小麦を育てる毎日。ある日、キャンピンが―に乗った自由気ままに旅する女性エリカ（安藤裕子）が現れ、アオとロクの生活に新風を吹き込みます。人は人を許していくことから、何かが始まっていくのかもしれません・・・。そんなことを思い、心洗われました。嬉しいことがあった日も、悔しいことがあった日も、哀しいことがあった日も・・・、ワインで一杯で乾杯すれば、明日はもっと輝きそうな気がしてきます。

 

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日本独特の粋を味わえる！

　

スウィ～トで、キュート♪

　

賑やかに！楽しく！美味しく！

　

いつ、どこで、誰と食べる？食事は偉大なり。

　

テーブルの上で、色々な人生模様が!!!!!

　

お弁当。家族について、考える・・・。

　

 

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(C)Action Inc.
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すっかり肌寒い毎日となり、「秋の夜長」の季節です。一年で夜が長い季節は、夜更かしに最高！！ちょっと夏が恋しくもある私は、最近は、もっぱら寝る前に音楽ドキュメンタリー映画やら、ライブ映像を観て、気分上昇中です！

秋の夜長。寝る前に1本☆今宵は、ひとりフェス♪♪
音楽ドキュメンタリー映画＆ライブ映像！

真っ先にご紹介する映画は、ちょっと変化球のような気もしますがww音楽の偉大な力を知ることとなる映画をご紹介します。近年、医学的にも効果が高いと認められはじめてきた、認知症・アルツハイマー患者への音楽療法。映画『パーソナ・ルソング』は、ソーシャル・ワーカーのダ ン・コーエンが、iPodを使って、認知症患者に思い入れのある曲を聞かせれば、曲の記憶と共に何かを思い出すのではないかと思いつき、その試みの様子を 捉えたドキュメンタリーです。

薬で患者の心は治療できないけれど・・・、
音楽で自分を取り戻せるなんて♪

娘の名前すら忘れてしまっていた患者が、ゴスペルの名曲「ゴーイン・アップ・ヨンダー」を聴いた途端に、曲の記憶と共に、みるみるうちに忘れていたことを取り戻していくのです。そして、次々に、「聖者の行進」ルイ・アーム・ストロング、「ウィル・ユー・ラブ・ミートゥモロー」シュレルズ、「スタンド・バイ・ミー」ベン・Ｅ・キング、「ヘイ・ジュード」「抱きしめたい」ザ・ビートルズなどの名曲が、患者たちを目覚めさせていきます。曲を聴いた途端に、表情が変わり、生き生きと血がみなぎっていく姿を目の当たりにすると、鳥肌モノ！本当にビックリで感動的な光景です。音楽は心の中にあって、夢と希望と愛が溢れているのだと実感するのでした。

この映画を観ていると、自分の好きな歌が、脳内再生を始めます♪そして、大切な思い出までもが蘇ってきます。秋の夜長には、ぴったりな作品です！

 

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他にも、色々と・・・。

音楽ドキュメンタリー映画♪アーティストの真髄を観よ！

 

ライブ映像も♪知らないなんて、もったいない！

 

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お盆が終わり、また、いつもの日常がまわり始めました。だけど、お盆の後は、少しだけ世界が変わって見えます。

お墓参りに行くと、過去に先祖がいたからこそ今の自分がいて、今の自分の目の前の人を大切にして、そして未来につないでいきたいと、改めて、思います。それをしないと、短期的に、刹那的に、自分のことだけしか考えないので・・・。正直なところ、日々の忙しない日常の中では、そうなりがちですし・・・。でも、お墓参りに行くことによって、「過去・今・未来」、「生死」、そして「家族」に対して、じっくり向き合うことができ、お墓参りは大切な習わしだと思います。そして、そんなことを考えつつ、お盆からお盆明けの時期は、「家族」の映画の数々を観たくなるのです。

 

家族。 その重さ、深さ、強さ。

そんなことをズシリと感じられる映画をご紹介！

 

人気作家・伊坂幸太郎の大ベストセラーが原作。

原作とは異なる部分もありますが、芯の部分は同じです。絡み合う緻密な謎に、息することを忘れてしまいます。そのスリリングな展開の先には、常識をはるかに超えた家族愛の形があります。

どんな悲劇があっても、家族の愛情は、全てを包み込むことができる・・・。

 

日本では劇場未公開。期待以上！感極まる。

最前線で命をかける米軍女性兵士。色々な犠牲を払い、戦地に赴く女性兵士の苦悩と葛藤が心に突きささります。女性兵士としての誇りか、大切な息子との生活か。

結局のところ、悩みながら最後は自分で決めるしかない。その時、家族が支えとなる・・・。

 

お盆明け。

再び、家族を見つめる時間のお共に、

家族映画オススメです。

 

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本格的に夏到来！私が、毎年、夏に観たくなる映画は、『夏時間の大人たち』。中島哲也が脚本・監督を務めた、自身初となる劇場長編映画です。いっそ18禁にしてしまいたいくらい（笑）、「大人」たちにこそ、夏にオススメです！！！！！

逆上がりのできない小学生の、一夏のエピソード。

主人公・たかしは、逆上がりのできない小学4年生。クラスには5人の逆上がり落伍者がいて、先生は、「これは、人生の勉強だ。助けあって、困難に打ち勝て」と励まします。でも、たかしとっては、、逆上がりはただの逆上がりでしかなく、人生というやつにもピンときていない・・・。そして、たかしには、1日目から練習をさぼってしまうのです・・・。

別に、逆上がりができても、できなくても、人生が大きく変わるわけではないですが・・・。人生の困難を克服することの意味が、詰まった映画です・・・。たかしの目を通して描かれる現実に、大人となった自分の「今」が重なります。「大人」になることは、ちょっとずつ鎧を身にまとっていくような感じで、見動きがとりにくいことも沢山あって・・・。まぁ、仕方なく「大人」をやってるわけなのですが・・・。でも、その鎧を剥いでいけば、自分の中に、むきだしの子供の純粋さがあることに気づかされます。

中島哲也監督の初期作品。

『下妻物語』『嫌われ松子』『パコと魔法の絵本』などの中島哲也監督の映画だからといって、想像するうようなカラフルさや勢いあるテンポとは違う世界観。予想する展開をほんのちょっとだけ外してくる、さりげないユーモアがたまらないです。たかしが相当おバカなので（笑）、全体の展開はおバカで、ほのぼの～。でも、ふとした瞬間に、ズシリと本質的なことをついてくるので、油断できませんっ！

 

 

それでは、素敵な夏を～！

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(C)FAT

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大好きな映画の配信が始まったので、ご紹介です。故・松田優作氏の出身地である山口県周南映画祭で、松田優作氏の志を受け継ぐクリエーターを発掘すべく2012年に新設された脚本賞。その第一回「松田優作賞」グランプリ作品が『百円の恋』（作：足立紳）であり、男と女の挫折と再生を描いた本作を武正晴監督がメガホンをとり、名画が誕生しました。

実家に引き込もっていた32歳の一子（安藤サクラ）は、ひょんなことから妹との大ゲンカをきっかけに、家を出て一人暮らしをすることに。そして、100円ショップの深夜バイトにありつき、一文無しの中年ボクサー・狩野（新井浩文）と同棲を始めるも、あっさり捨てられる…。

ひゃくえ～ん　ひゃくえ～ん♪やすい～　やすい～♪

そんなダメな一子。ある日、たまたま始めたボクシングが一子の人生を大きく変えることになるのでした。

安藤サクラが、吠える！吠えまくる！

殴り、殴られ・・・。転んでは、起き上がる・・・。無心でボクシングに打ち込む姿は、無心で自分と戦っているよう。四の五の言わずに、観てほしい。全身全霊を振り絞った安藤サクラさんの気迫がスゴイです。

崖っぷち女のスポ根映画！でも、爽やかさは皆無・・・。

押しつけがましい青春物語ではありません。煙草ばっかり吸っていて、携帯も持っていなくて、職もないような・・・。そんな底辺の人々が、物語には沢山登場します。ここに登場する人物たちに共感はしませんでしたが、観終わった時に、無性に、急に「全力疾走」したくなるのです。

 

人には、色々と戦わなきゃいけないことがあって、ほんの少しだけ、前に進めるような気がしました。

 

安藤サクラさん★ご出演！オススメ映画は、他にも！

 

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 (C)2014 東映ビデオ
(C)2013　ZERO PICTURES / REALPRODUCTS
(C)ZERO PICTURES
(C)2011『かぞくのくに』製作委員会

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